フィンランドで発売されたコオロギナッツのパッケージ
コオロギが入ったナッツがこのほど、フィンランドで発売された。フィンランドでは2017年、コオロギ入りのパンも発売されるなど、にわかに昆虫食ブームが起きている。「インスタ映え」すると言って、コオロギを食べているところを若者たちが盛んにInstagramに投稿する動きもあるようだ。
「今日のおやつ」。5月29日、そんな文言をTwitterに投稿したのは、フィンランド大使館の公式アカウントだった。このほどフィンランドで発売されたコオロギ入りのナッツ(チリ味)の写真が2枚添えられていた。
今日のおやつは…大使館のお姉さんがフィンランドから買ってきたお土産、しるっかぱはきな!しるっかは、コオロギ、ぱはきなはナッツ。今、フィンランドで密かに流行りつつある昆虫食。でも、あまり味に虫の存在感ないなぁ。美味しそうに見えるよう拡大写真にしてみたけど、どう?#大使館にゅっと pic.twitter.com/QtfOihnQCJ
— 駐日フィンランド大使館 (@FinEmbTokyo) 2018年5月29日
この商品を実際に食べた大使館の職員は「ビールのつまみに合う」と話す。コオロギは素揚げしただけなので、脚や羽なども残り、ときにバラバラとなって袋の中に残っているが、味に癖があるわけではなく、「チリ味しかしない」。食感はナッツよりやや柔らかいという。