都心部に多いゲート式駐車場で
ストレスフリーの入出庫が可能

「akippa」のサービス開始は2014年4月。拠点数が総計で2万ヵ所を超え、すでにコインパーキング業界最大手を上回る規模に育った。ユーザー数も70万人を超えている。運転免許所持者の総数は8200万人ほどだから、現状で全体の1%近くに使ってもらえている計算だが、これを2020年までに全体の10%にまで高めることを目標にしている。その試みの一環としてゲート式駐車場に着目し、アート社の協力を得て実現に漕ぎつけたのが、この「シェアゲート」なのである。

記者会見で握手をする(左から)大和ハウスパーキング社長・田村哲哉氏、akippa社長・金谷元気氏、アート社長・関本祥文氏

 実は、akippaの登録駐車場は企業や個人宅駐車場からコインパーキングなどと多岐にわたっているが、ゲート式駐車場には料金支払いを有人対面や無人支払機でする必要があることから、これまで対応できていなかった。それが今回、アートが開発したアクセスコントロールプラットフォーム「ALLIGATE」をカスタマイズすることでakippaのシステムで利用できるようになったわけだ。

 東京の都心部にはゲート式の立体駐車場が多いことから、akippaで利用可能な駐車台数がなかなか増えないという悩みがあったが、この「シェアゲート」でその母数が大きくなることで、たまにクルマで出勤するakippaユーザーや外回りの仕事の人が、便利かつ比較的低料金で駐車できるようになることは大きい。

 なお、akippaは駐車場オーナーに極力負担をかけないという方針から、2018年内に申し込みをして社内審査を通過したオーナーに対しては、端末導入費用(20万円~)、取付費用(5万円)に加えて運用コストを全額同社が負担するという。なお、シェアゲート専用端末にはテンキーも付いており、スマホユーザーでなくても利用可能だ。akippaは、19年末までに1000ヵ所への導入を目標にしている。