アデコが独自の応募基準で無期雇用派遣社員を採用することに
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 総合人材サービスの「アデコ」が、独自の応募基準を満たしている有期型の派遣社員を対象に、無期雇用派遣社員として雇う、通称「ハケン2.5」というサービスを開始した。派遣会社を問わず、2.5年以上現在の就業先に継続して働いている派遣社員を無期雇用で採用し、現在の時給に別途交通費を上限3万円まで支給するという業界初の試みだ。

派遣の雇用環境が
大きく変わる2018年

派遣社員をめぐる2018年の法改正の図
※1 一定の手続きによる
※2 契約期間が5年未満の派遣社員に対し、派遣会社は無期転換する義務は負っていない  拡大画像表示

 2018年は、派遣社員を取り巻く雇用環境が大きく変わる年。4月に改正労働契約法と、10月に改正労働者派遣法が適用され、働き方の見直しを迫られている人が、派遣社員全体の約20%いると言われているからだ。

 具体的には、改正労働契約法によって、5年を超えて雇用契約のある派遣社員に無期に転換する権利が発生するとともに、改正労働者派遣法によって、法律が施行された2015年10月から同一の職場で3年を超える契約で働いている派遣社員がそのまま継続して働くには、派遣元から直接雇用されるか、派遣会社から無期雇用される必要がある。これは、いわゆる派遣の「3年ルール」と言われているものだ。