セルフイメージが修正されたかどうかはわからないが、じょこきちさんの考え方が少しずつ変わってきたのは事実のようだ。日記には、こんな言葉が綴られるようになった。

 「復職を期待していると言われたが、会社の都合ではなく自分の都合が大事なのだ」

 「うつ病になったのは本来の生き方を誤ったからなのだろう。自分が生きるべき土地に根付いて大きな木になりたい」(ブログより)

 じつは彼には、心の奥底に秘めたつらい思い出があった。それは12歳で遭遇した、父の自殺だった――。

<後編に続く>

【今回のポイント】月100時間以上の残業は面接指導の対象

2006年4月に施行された改正労働安全衛生法によれば、企業は、月100時間を超える残業をした従業員から申し出があった場合、医師の面接指導を行わなければならないことになっている。(80時間を超えている場合は、努力義務として面接指導を行う)ただし、気をつけたいのは、あくまで「従業員から申し出があった場合」となっていること。うつはなかなか自覚できない病気だが、残業が続いている場合は、積極的に医師の診察を受けるようにしたい。

※じょこきちさんのブログ「うつ病で4度休職したサラリーマンが復職に挑む!うつ病サラリーマンの復職日記」はこちら