3月までに
40社の会社説明会に参加!
妻「裕美も会社説明会には、ずいぶん参加したみたいね」
娘「約10社かな、でもこれからが本番で、3月までの予定も入れると全部で40社あるよ。全て自分で仮エントリーしたんだけどね」
父「お父さんの時は、就職協定もあって、就活は5日間だけだったので10社も廻れなかったよ。多くの会社に出会えるのはいいね」
娘「そうなんだけど、試験の時期に重なっているし、サークルもあるから結構大変だよ。それにエントリーシートの提出締切りが、これから続くのでちょっと焦っているの」
会社説明会の様子や印象を1社ずつ聞く。娘は何回も説明会に出席する中で、就活自体にも興味が出てきたようだ。各社の志望度合いも、自分の中で少しずつ整理できつつある。
業界トップだけでなく、
中堅の会社もエントリーしたら?
父「会社名を見ると、業界のトップクラスの会社が多いね」
娘「業種にこだらわずに、上位の会社に仮エントリーしたから」
父「それもいいけど、中堅というか、業界中位の会社はどうかな?」
妻「なぜなの?」
父「人事、経理、総務やシステム部門などは、業界は違っても仕事の内容は余り変わらないよ。幅広く企業を見たいのなら、業種だけでなく、大手、中堅という規模の違いも考えた方がいいよ。仕事の厳しさの内容もそれぞれ異なるだろうし、入社の可能性だって大手と中堅では違うと思うよ」
娘「そういうことは考えてなかったな」
父「例えば、金融だと、メガバンクだけでなく地銀も。生損保でも、トップ企業と中堅では企業の雰囲気も、仕事の進め方も違うんだ。合併や提携を実際に経験してお父さんもその違いに驚いた訳だ。裕美が興味を持っている運輸業界などもそうだと思うよ。中堅でも特色のあるいい会社もあるし」
妻「私が勤めていた総合商社でも、その話は当てはまるわ」
娘「これから、そういう会社のエントリーも考えてみるよ」