2020.3.20 退職時に3000万円は本当に必要?老後不安の原因はお金ではない 老後の生活資金に不安を持つ人は少なくない。『定年後のお金』を上梓した楠木新氏は、老後の不安とお金の間には直接関係がないのではないかと問題提起した。今回は、証券会社の財産シミュレーションを受けた体験からさらに踏み込んで、老後のお金と…
2020.2.26 老後の使い道がわからないお金を必死に貯め続ける「真のリスク」 「人生100年時代」といわれるなか、老後の生活費への不安は大きい。昨年の金融審議会の報告書で「老後資金には2000万円が必要」という試算が公表され、大きなニュースになった。定年後に必要となるお金は今からどのように準備をしておけばいいのか…
2018.1.11 定年後の生き方に迷ったら「子どもの頃の自分」がヒントになる 定年退職後に、何をすればいいか、何を張り合いにして生きればいいかがわからない、という人は少なくない。そんな時、「子どもの頃、好きだったこと」や「なりたかったもの」を思い出すと、展望が開けるかもしれない。
2017.12.6 定年後を充実させたければ「どのように死にたいか」から逆算する 定年退職後、会社や組織、そして家族のために生きてきた日々をいったん終えると、あとはゴールを意識して自分らしく生きることができる毎日となる。自分は、自分の人生の主人公である。当たり前のようだが、現役時にはなかなか持ちえなかった意識を…
2017.11.8 定年退職者が居場所と孤独に戸惑うのは日本も米国も同じ 「定年後」の生活は、必ずしも事前に思い描いたようには運ばない。試行錯誤をしながらも、最後に戻るところは、「誰かの役に立つこと」、「自らの家族のところの戻ること」。2本の米国映画を題材に、あるべき定年後を考えてみよう。
2017.10.11 「一人ぼっち」で過ごす定年退職者の哀愁、午前中の図書館、カフェ、ジム… 定年後、人はどこで何をするのか。新たな仕事や、これといって趣味を持たない人は、どうやって時間をやり過ごすのか。フィールドワークを通して、定年退職者が多く集う場所がわかった。そして、そこにいる多くの人がみな「一人ぼっち」だった。
2017.9.13 定年後も無理なく社会とつながっていられる「3つのパターン」 定年後、自由な時間を楽しめる人は幸せである。多くは、自由な時間を持て余し、やるべき何かを模索し始める。では、どのようなかたちで、社会とつながることができるだろうか。
2017.8.30 「定年後」は50歳から始まっている 定年になると生活パターンが変わる。会社という、それまでの主たる居場所がなくなるので、家にいる時間が増えるケースも多い。しかし、会社にいたときと同じような振る舞いを家でするのはかなりまずい。家の中の時間と空間は、すでに妻や家族による…
2017.8.16 定年退職後にやってくる切実な「家庭に居場所がない」問題 定年になると生活パターンが変わる。会社という、それまでの主たる居場所がなくなるので、家にいる時間が増えるケースも多い。しかし、会社にいたときと同じような振る舞いを家でするのはかなりまずい。家の中の時間と空間は、すでに妻や家族が支配…
2017.8.2 60歳過ぎたら「定年する」ではなく「隠居する」を目指せ 現役サラリーマンは、自分で自分の生活と人生の時間を簡単にはコントロールできない。しかし、定年になれば話は別だ。自ら裁量を発揮できる定年後は、好きなことに思う存分、取り組める。60歳から、そんなイキイキした時間を謳歌するには、どうすれ…
2017.7.19 定年の日を境に起こる「誰も名前を呼んでくれない」 定年退職の直後に感じるのは、「現役時代は、いかに社会と関わりが持てていたか」ということだ。組織から切り離されたときから、人は「名前を呼ばれない」日々を生きることになる。60歳からを「黄金の15年」にするために、このリアリティショックを…
2017.7.5 定年退職か雇用延長か「60歳の選択」には準備が欠かせない 60歳が定年だとすると、家族の扶養義務からも解放されて、かつ他人の介助も受けずに裁量をもって活動できる75歳位までは案外と長い。それを「黄金の15年」にできるなら人生の後半戦として素晴らしいものになる。では、その15年をどのように生きるか…
2016.10.4 経理部はあなたのココを見ている 2011年に刊行され、ベストセラーになった『人事部は見ている。』。その著者であり、組織と個人の関わりをテーマに執筆を続けてきた作家の楠木新さんが、次に注目したのは経理部である。9月9日に発売された『経理部は見ている。』(日経プレミアシ…
2015.8.5 会社と学生との間で駆け引きも内定が出てからが本番である 2016年就活は採用スケジュールが前年までより4ヵ月後ろ倒しになったが、いよいよ8月、選考が解禁された。とはいえすでに多くの企業が、実質的な選考をスタートさせており、8月1日からの選考は、セレモニーのような「内定出し」であるのが一般的だ。…
2015.3.4 能力平等主義と年功序列的な人の結びつきが日本型採用基準を生んだ 2016年新卒採用がスタートした。今年度より3月1日に採用広報活動が解禁となり、8月1日から選考がスタートする新しいスケジュールとなる。新卒一括採用の弊害はかねてから喧伝され、さまざまな批判もあるが、それでも続いているのは採用する企業にと…
2015.1.7 企業と学生とのすれ違い 認知度を上げるための企業努力とは? 学生は企業のことを驚くほど知らない。筆者の経験によれば、東証1部上場企業のリストのうち、学生が知っていた企業名は、せいぜい10%程度だったという。ここにも企業と学生との間には、すれ違いがあるように見える。では、よい採用のために、企…
2014.12.10 リクルーターが復活する本当の理由とは何か 平成28年(2016年)度から、採用スケジュールが変わる。実質的な選考期間が短くなるため、優秀な人材を求める企業は採用手法を多様化させることになるだろう。そのなかで「リクルーター制」の復活もしくは強化を検討している企業が増える見込みだ。…
2014.11.12 スケジュールの後ろ倒しで就活の枠組みはどう変わるのか? 自社に合った人材をいかに確保するか。ベストセラーになった「人事部は見ている。」をはじめとする多くの著作を通して会社組織と働く人のありようを分析し、論じてきた著者が、自らの経験に加え、多くの企業へのヒアリングをふまえて新卒採用の方法…