レクサスのSUV、RXに3列シートのLグレードが誕生した。全長は標準車比110m/m長い5000m/m。乗車定員は7名。ハイブリッド仕様に設定された。
RXに3列シート7シーターの
新グレードが登場
レクサスRXに7シーターモデルが登場した。新グレードの450hLは、標準仕様と同じホイールベースと全高で、全長だけを110m/m延長してサードシートを装備した。延伸されたのはリア部分だが、プロポーションはきれいだし、特徴的なウィンドウグラフィックは“流れるような躍動感”を印象づける。サードシートは不要でも、横から見たルックスの魅力だけでLモデルがほしくなる……そんなユーザーもいるだろう。大型スピンドルグリルを持つフロントのインパクトはかなり大きいし、RX450hLの存在感は一級品。華やかな場所に乗りつけるようなときの注目度は間違いなく高そうだ。
前席と後席の快適性は高い。サードシートは、プラス2まではいかず、“プラスアルファ”くらいのイメージ。フロアが高いので、サードシートの乗り降りはかなり苦労する。足元スペースは狭い。たとえ小柄でも、大人が乗るとしたらセカンドシートをかなり前にスライドさせる必要がある。とはいえ、定員7名の安心感は確かにある。1年間に数回遭遇するかもしれない、“いざというとき”に対応できる。
ミニバンは好きではないし、サードシートはたまに使うだけだから、少々タイトでもスタイリッシュなSUVがほしい……そんなユーザーにお勧めだ。