データクラブで荒稼ぎした中国人女性
写真はイメージです

DOL特集『隣の中国人“ディープチャイニーズ”たちの肖像』では、ビジネス的に成功を収めた人から、市井に生きる名もなき人まで、さまざまな分野にいる在日中国人を紹介していく。第6回の今回、登場するのは元デートクラブ嬢の中国人女性。かつては売春という違法行為で大金を稼いだ。当然、名前も顔も出すことはできないが、現在は小さな地方都市で、元公務員の夫と2人で静かに暮らしている。そんな彼女の半生を追った。(ライター 根本直樹)

月収200万円の中国人元デート嬢
今は静かに田舎暮しを送っていた

「30代半ばから44歳まで、歌舞伎町で体を張って稼いできたけど、後悔は全然ないよ。体はきつかったけど、毎日、充実してた。自分だけを頼りにお金を稼いで、危ない目に遭いながらも、何とか切り抜けてきた。お金を貯めて、生活の基盤を作って、今は田舎で平穏に暮らすことができてる。自分、よくやったって、誇らしい気持ちね」

 現在、埼玉県北部のある市に住む劉湘(仮名)はこの夏、還暦を迎える。かつては、新宿歌舞伎町の中国人デートクラブで月収150万~200万円を稼ぐ売れっ子だった。源氏名は“ホナミ”だ。