中国人留学生が大きく変わった
日本中国留学生交流会が主催した2017年学部合格生歓迎会。前から2列目、左から7番目が陳亮会長 ©東方新報

日本学生支援機構の統計データによると、2017年5月までで、日本には約24万人の外国人留学生が住んでおり、そのうち中国人留学生が約10万人に上り、41.2%を占めている。以前の留学生たちとどこが違うのか。中国語と日本語、2ヵ国語の新聞を発行している『東方新報』の記事から、その実態を紹介しよう。(取材・文/『東方新報』取材班)

以前はお金を稼ぐため
今は知識や技術を身につけるため

 ここ数年、中国から日本に留学する学生が急増している。以前の留学生と比べて、どんな変化があるのだろうか。

 一般社団法人日本中国留学生交流会の陳亮会長は、「昔と比べて個性的になった。これまでの中国人留学生は、日本に着くとまずはアルバイトを探したものだが、今の学生は仕事ではなく、“チャンス”を探しているようだ。単なる日本語留学では満足していない。最近知り合った『90後』(1990~2000年生まれ)の中国人留学生について最も印象に残った点だ」と言う。

 自身も山形大学に留学、卒業した陳会長はこう説明する。