「その方は、おそらく私の携帯電話の番号をご存じないはず。見覚えのない番号からの電話がかかってきたら、誰からだろう、と不安にさせてしまうかもしれない」

そこで私は、電話をかけたあとに、次のようなショートメールを送りました。

信頼される人は「やったほうがいいこと」を怠らない。相手を不安にさせないために。

すると、すぐにその人から電話がかかってきて、ショートメールを送ったことに対して、お礼を言われました(現在は、社内ルールで、お客さまに個人の携帯電話からメールを送ることはできません)。

ちょっとしたことですが、私はこういう積み重ねが大切だと思います。

お客さまの立場になって考えれば「やったほうがいいこと」は、あなたの仕事の中にも、たくさんあるはずです。

心がけさえすれば誰でもできる、簡単なこと。
だけど、みんなやっていないこと。
それが「レベル11」の行動なのです。