やってみたいことは、とにかく何でもやってみる。やってみることで、後で点が線になり、語れるストーリーに繋がっていくのだ。

 完璧を求めるなら「経験」「浪漫」「知性」が三位一体となってほしいところだが、3つが伴っていなくても構わない。経験は小さなことでも構わないのだ。筆者もちょっとした時間ができたときに、前から気になっていたことにチャレンジしてみたことがある。短期のフォトリーディング(速読の一種)教室と、コロンクレンジング(腸のクリーニング)だ。

 フォトリーディングは、経済評論家で有名な勝間和代女史が、「お金をかけた価値があったもの」として挙げていたことから気になっていたので受講した。コロンクレンジングは、昔シンガポールのオフィスで流行していたもので、アメリカから通販したハーブパウダーと無農薬のリンゴジュースを混ぜたものだけを、5ヵ間の断食期間中に飲み続け、腸内を一掃して体質改善を図るものだ。

 これらは「浪漫」を含んでいないが、「日常では経験しない、気になっていること」であり、小さいなりに「人生を変えるターニングポイント」になった。ライフスタイルを変えてくれた経験となったので、よい経験と呼べるものだ。

男の努力が報われるには
「伝え方」の秘訣がある

「経験」「浪漫」「知性」の三位一体然り、シンプルな経験然り、夏休みのような長期休暇でしかできない経験を、できる限り積み重ねることが大事である。その経験は、必ず後々活きてくる。何度も言うが、経験さえあれば、いくらでも後で語ることができる。とにかく行動した者勝ちなのだ。

 いかがだろうか。本連載が始まって以来の「かつてなく軽い内容」の記事を、ダイヤモンド・オンラインが掲載してくれるかどうか心配になるが、建前論は男の矜持にも関わるものなので、ぜひともこの場を借りて読者に伝えたい。