未来なんてわからないけど、
面白いことをどんどんと

坪井 そうですね。特に、『マルチナ、永遠のAI。』のマルチナも、実際に、カメラがついていたと思いますが、視覚からもらえる情報は大切なので、視覚を含めたコミュニュケーションの可能性を、今、考えていますね。

大村 ただ、この本に登場する五條堀が、「それに、人間の予想なんて当てにならなくてな……」と言っています。流行ると思ったものが流行らなかったり、未来予測というのは、本当に難しいですね。

坪井 はい、だからこそ、私たちも夢を見ることはできるので、夢を実現させる方向に行きたい。

大村 そのとき唯一できるのは、どれだけ庶民感覚を持てるとか、消費者目線に立てるかということですよね。
 りんなは、本当に消費者から逐一声を吸い上げているということを今回、初めて知りました。さらに面白い開発を期待しています。

坪井 今後とも、成長させていきたいな思っています。

大村 ありがとうございました。

坪井 こちらこそ、ありがとうございました。

《完》