米国防総省(ペンタゴン)は11日、米軍事企業最大手ロッキード・マーチンが製造した最新型ステルス戦闘機「F35」の大半について、一時的に飛行を停止したと発表した。先月起きた米海兵隊の墜落事故を受けて、エンジン部品の検査を実施するための措置。  当局者は今後48時間以内に約320機を検査すると明かした。検査対象となるのは米複合企業ユナイテッド・テクノロジーズ傘下の航空機エンジンメーカー、プラット・アンド・ホイットニーが製造するエンジン内の燃料管。