【ワシントン】米財務省が15日公表した2018年度(9月31日終了)の財政収支は、7790億ドルの赤字となった。赤字幅は前年比17%増で、6年ぶりの高水準に達した。利払いや防衛費の増加に伴う歳出拡大に加え、減税による歳入減が背景にある。  財政赤字の国内総生産(GDP)比は前年の3.5%から3.9%に上がり、3年連続の上昇となった。  力強い経済成長や堅調な労働市場にもかかわらず、歳入は3兆3000億ドルで横ばいだった。 。