米モルガン・スタンレーのIT(情報技術)担当の名物バンカー、マイケル・グライムス氏が、本業の傍ら何年も米配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズの運転手として働いていた。複数の関係者が明らかにした。モルガンでの数百万ドルに上る報酬を考えれば必要とはいえない副業だが、大きな注目を集めるウーバーの新規株式公開(IPO)で重要な役割を勝ち取るのに役立つ可能性はある。  、関わった投資銀行は数千万ドル規模の手数料のほか、それと同様に貴重な「自慢の種」も手に入れることになる。