これが頂点だとしたら、どうなるのだろうか。米商務省は26日、7-9月期(第3四半期)の米国内総生産(GDP)が前期比年率換算で3.5%増だったと報告した。成長率が4.2%だった4‐6月期と合わせた期間は、米国経済が過去10年間で最も好調だった6カ月間ということになる。それでも、民間のアナリストや米連邦準備制度理事会(FRB)は景気の減速が間近に迫っていると述べている。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)がまとめたエコノミスト調査では、米GDP成長率は2019年の1-3月期には2.5%に、7-9月期には2.3%に減速すると予想されている。FRBは成長がさらに減速し、2021年には1.8%になるとみている。