韓国のサムスン電子は7日、折り畳み式ディスプレーを搭載したスマートフォンを開発者向けイベントで披露した。このスマホの画面サイズは開いた時に7.3インチとタブレット並みの大きさ。サムスンは数カ月以内に量産体制が整うとの見通しを示した。ボディーの外側にも「カバーウインドー」と名付けられた小型のディスプレーがあり、閉じた状態でもメールのチェックなど基本機能を利用できる。サムスンは、携帯電話の売り上げ拡大に向けて人目を引く機種に焦点を当てている。背景には、端末の買い替えサイクルの長期化や、格安スマホを販売する中国同業の台頭がある。サムスンが先週発表した7-9月期(第3四半期)決算では、モバイル部門の利益が約3割減少した。
サムスン、折り畳み式画面のスマホを披露
量産体制は数カ月以内に整う見通し
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