イランの新最高指導者モジタバ・ハメネイ師は、3月12日に初の激しい口調の演説を行い、「殉教者の血の報復」とホルムズ海峡の封鎖継続を誓った。だが挑発的なメッセージを伝えたのは、モジタバ師自身ではなかった。国営テレビの女性ニュースキャスターが読み上げたものだった。それ以降、モジタバ師の所在と安否を巡る謎は深まるばかりだ。モジタバ師は公の場に姿を現しておらず、イラン政府も同氏の新たな画像や肉声の録音すら公開していない。これまでに公開された写真は、プロパガンダ目的の明らかに架空の場面でモジタバ師が登場するものが多い。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とイランの視覚的イメージの研究者が分析したところでは、同氏の写真の多くは人工知能(AI)によって生成または修正されたとみられる。
姿なき指導者モジタバ師 AI画像とナレーターでは穴埋まらず
就任から2週間、まだ見たことも聞いたこともない新最高指導者の謎は深まる
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