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 米民主党が郊外の選挙区を勝ち取ることで下院過半数を奪還した。一方、共和党は2016年の大統領選でドナルド・トランプ氏が勝利した田舎の州をおさえることで、上院過半数を堅持した。今回の米中間選挙のポイントをまとめた。

1、知事選は南部州で注目の民主候補一歩及ばず

 ジョージア州知事選の民主党候補、ステイシー・エイブラムス氏は7日朝の時点で、まだ敗北宣言していない。予断を許さない状況が続いているが、共和党候補のブライアン・ケンプ氏は、99%の選挙区の開票が終わった時点で、わずかにリードしている。

 フロリダ州の知事選では、民主党候補アンドリュー・ギラム氏が、共和党候補ロン・ディサンティス氏への敗北を認めた。フロリダ州知事選では、多額の選挙資金がつぎ込まれた。

2、下院選オクラホマ州の番狂わせ

 オクラホマ州の下院議席を巡っては、共和党の現職スティーブ・ラッセル議員が、予想外に民主党のケンドラ・ホーン氏に破れる波乱が起きた。同議席については、超党派の選挙分析機関クック・ポリティカル・リポートが、共和党が維持する可能性が高いと予測していた。

 富豪のマイケル・ブルームバーグ氏の政治団体が選挙終盤で、民主党候補に多額の資金をつぎ込んだことは特筆すべき点だろう。