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レビュー

『世界最高のチーム グーグル流「最少の人数」で「最大の成果」を生み出す方法』書影『世界最高のチーム グーグル流「最少の人数」で「最大の成果」を生み出す方法』  ピョートル・フェリクス・グジバチ著  朝日新聞出版 1512円(税込)

 いまのメンバーで最大の結果を出す――マネジャーの仕事はこの1点に集約されるといえよう。しかしマネジャーの思いとは裏腹に、プライベートの悩みに気を取られて仕事に集中できないメンバーがいたり、愚痴ばかり聞かされたり、個人面談で話題が続かず気まずい思いをしたりする。これでは「最大の結果」など程遠いと思うだろう。マネジャーの悩みは尽きることがない。

 そうしたマネジャーの悩みを受け止め、解決策を提示してくれるのが本書『世界最高のチーム グーグル流「最少の人数」で「最大の成果」を生み出す方法』である。著者は『世界一速く結果を出す人は、なぜ、メールを使わないのか』(SBクリエイティブ)、『ニューエリート(NEW ELITE)』(大和書房)などのベストセラーを連発する、ピョートル・フェリクス・グジバチ氏。Googleにて人材開発やグローバル人材の育成戦略に携わったのち独立し、現在は経営コンサルティング会社を率いる人物である。

 前述の悩みについて、本書ではどのような解決策が示されるか。著者によると、愚痴やもめごとはチームの生産性を向上させるヒントであるという。さらに、本人が希望するならばプライベートの悩みを聞いてやってもいいし、個人面談ではメンバーが話したいことを話してもらえばよいとも著者は主張する。いずれにせよ、こうした悩みは決して些末なものではなく、チームの生産性を大きく左右するものだということだ。