フランスの規制当局は米フェイスブックによる不正コンテンツの削除状況を6カ月にわたり視察する。世界的ハイテク企業を対象とする新しい規制モデルを確立するための試験プログラムの一環だ。エマニュエル・マクロン大統領が12日、著作権、テロ、競争法といった分野でのシリコンバレー企業の規制を強化する取り組みの一部としてプロジェクトを発表した。関係者によると、この1月に始まる予定のパートナーシップで、フランスはフェイスブックのコンテンツ監視状況について、これまで以上に幅広く、深いアクセスを得られる見込み。ただ少なくとも当面は、個々のコンテンツに関するフェイスブックの取り締まりに対し、フランス当局に発言権はない。
フェイスブック、仏当局が不正コンテンツ削除状況を視察へ
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