羽生に続くスター誕生が
フィギュア人気持続の鍵

 引く手あまたとなっているリンクの看板を抑えている企業のなかには、フィギュアが不人気だった時代からスポンサードし続けたところも多い。フィギュアのテレビ放送のほとんどゴールデンタイム。スポンサーにとっては、それも大きな魅力になっているのだという。

「ノンバンクのカードローンや遊技業は、規制によってゴールデンタイムにテレビCMを流すことができません。でもリンク看板なら問題がないし、イメージもいい。CM規制を受けている企業にとっては、これ以上ない広告媒体なのです」(前出・広告代理店関係者)

 マーケットにおける価値は、いまや「全盛期のイチロー、中田英寿なみ」という羽生の引退は、もはやカウントダウンの状態。彼に続く日本人スターが現れなければ、世界のフィギュアスケート界が下火になりかねない。

「フィギュア人気が定着するかどうかは北京までの4年間にかかっている」(前出・スポーツ紙記者)

 紀平をはじめ、次世代スケーターにかかる期待は大きい。

(ライター、ジャーナリスト 星野三千男)

フィギュア新星・紀平梨花、スターダムへの意外に険しい道

(本記事はVICTORYの提供記事です)