Yマネジャー 「後輩もどんどん増えて、Aさんもいよいよマネジメントの立場を意識してほしいと思っています」
Aさん 「あ、はい…。でも私、マネジャーになる自信はありません」
Yマネジャー 「何を言ってるんだよ、自己評価が低すぎるんじゃないのか?」
Aさん 「いえ、本当に自信がないんです。もっとレベルの高い開発のスキルが必要だと思っています」
Yマネジャー 「じゃあ、自分で勉強すればいいじゃないか」
Aさん 「そうですが…。なんていうか、開発の現場で学びたいと考えています」
Yマネジャー 「希望は聞いておくけど、自分の仕事の単価をもっと考えてよ。とにかくこれからはマネジメントを意識して仕事に向き合ってください」
Aさん 「…。はい、かしこまりました」

内容が正しくても
言い方には注意が必要

 評価面談以来、Aさんは、自分の希望する開発業務への想いが置き去りになり、モヤモヤした日々を送るようになってしまいました。評価面談から数週間が経った今、Aさんのモチベーションは低下する一方です。

 Yマネジャーとしては、部下のためのキャリアアップや、プロジェクトのコスト管理を意識させるための面談内容に大きな間違いはなかったと思っています。しかし、このケースの場合、評価面談という特質上、マネジャーの言い方には少々問題がありました。

 では、今回の会話の問題点を考えてみましょう。