サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子は、イスタンブールのサウジ領事館で起きたジャーナリスト殺害事件後で初となる海外訪問を行っている。中東の同盟国歴訪でイメージの立て直しを目指す。  10月2日に起きたジャマル・カショギ記者の殺害事件は、サウジの外交にとって2001年9月11日のテロ事件以来の大スキャンダルとなり、欧米諸国との間に緊張をもたらした。