ドナルド・トランプ米大統領は2日、中国政府が米国製自動車に適用している関税を引き下げることに同意したとツイッターで発表した。トランプ氏は週末に中国の習近平国家主席とブエノスアイレスで開かれた20カ国・地域(G20)首脳会議で会談。米政府は2000億ドル(約22兆5000億円)相当の中国からの輸入品に対する関税発動を棚上げすることに同意していた。トランプ氏は「米国から中国へ輸出される自動車について、中国政府が関税の引き下げと撤廃に同意した。現在の関税は40%だ」とツイートした。中国は7月、米国製以外の輸入自動車については、関税を25%から15%に下げた。だが米国が自動車部品に新たな関税を発動させると、その数日後には対抗措置として米国製自動車に40%の関税をかけた。