このダウンを温めるためにカイロを使うテクは、テント泊の際、ダウンの寝袋を膨らませるのにも使ったりします。寝袋の場合、例えば体は暖かいけど、足先が冷えている人は、足元のダウンがふくらんでくれないので、足元は寒いままなのです。汗をかかない程度に、ダウンの寝袋自体にカイロを貼っておいて、ダウンを膨らませるテクを使えばとても暖かいのです。

 そんなわけで、温かくなるコツとして、どんな製品を着るかということより、どうやって空気をためるのか、傘もささずダウンを濡らした状態ではダメ、ということを知っていると、応用の幅がでてきますよね!ダウンを着ている人は、空気をためることと、水にも気をつけてくださいね。そして、ぽかぽかになるポケットにカイロ技で冬を乗り切ってくださいませ。

発熱するカイロを身体ではなく、ダウンジャケットのポケットに入れることで快適性が高まる
発熱するカイロを身体ではなく、ダウンジャケットのポケットに入れることで快適性が高まる(出典:写真AC)
あんどう りす/阪神大震災被災体験とアウトドアの知識を生かし、2003年より全国で講演活動を展開。当時誰も提唱していなかったが、現在では当たり前になっている毎日のカバンを防災仕様にというアイデアを提案。特に子育てグッズと防災グッズをイコールにしてしまうアウトドア流の実践的な内容が好評。楽しくて実践したくなる、毎日の生活を充実させるヒントがたくさんあると親たちの口コミで全国に広まり、毎年の講演回数は100回以上。著書に『りすの四季だより』(新建新聞社)がある。
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