【ワシントン】米ワシントンの連邦地裁判事は19日、ドナルド・トランプ政権が発表した移民の難民申請を大幅に制限する新たなルールの適用差し止めを命じた。こうした移民は母国でギャングなどから暴力を受けた被害者だとしている。トランプ政権が難民申請を抑制するため導入した新たなルールについて差し止め命令が出たのは今回で2回目。  ワシントン連邦地裁のエミット・サリバン判事は、司法省や国土安全保障省が移民法と行政法に違反し、難民申請を制限する新たなルール作りをしたと判断した。