中国の電子商取引大手、京東商城(JDドット・コム)の劉強東・最高経営責任者(CEO)が女性に性的暴行を加えたとされる問題で、米ミネアポリス司法当局は21日、起訴を見送る決定を明らかにした。劉氏と告発した女性の代理人は、現時点でコメントの要請に応じていない。劉氏はこれまで、一貫してすべての不正行為を否認している。ヘネピン郡検察局は「証拠上の問題が見つかり、合理的な疑問を残さずに刑事責任を問える可能性が極めて低くなった」と説明した。米国株式市場に上場する京東商城の米国預託証券(ADR)は、起訴見送りのニュースを好感。終盤の取引で約7.6%急伸している。
性的暴行容疑の京東CEO、米検察が起訴見送り
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