ドナルド・トランプ米大統領は2週間前、シリア問題についてトルコのレジェプ・タイップ・エルドアン大統領と電話会談した。伝えられるところによれば、トランプ氏はエルドアン氏に対し、「ところで例の件だけど、君のものだ。私は手を引く」と言った。この発言は米政権の戦略をひっくり返すものであり、ジム・マティス国防長官の辞任へとつながった。こうした出来事は、私たちが当然のことと受け止めている古くからの真実を思い起こさせる。約束というものは、相手を信じていなければしないものだ。相手は私たちの言葉を頼りにして、その財産や名誉、命さえも危険にさらすかもしれない。もし私たちが約束を破れば、彼らはすべてを失うかもしれない。そしてもしそうなったら、私たちが責任を負うことになる。
信頼できないトランプの言葉
約束というものは相手を信じていなければしないもの
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