自動車販売員のザック・カラバハルさんは、ガソリン価格の急騰を受け、いち早く行動を起こした。ピックアップトラック大国である米テキサス州で、主にスポーティーなマツダ車を販売してきたカラバハルさんは、これは好機と捉えた。勤務先のアマリロの販売店で、ハイブリッドSUV(スポーツタイプ多目的車)や小型車など、燃費効率の高い車種を紹介するオンライン動画を作成したのだ。「ガソリン価格がとんでもないことになっている」。動画の中でカラバハルさんは、駐車場に立ち、大きな身ぶり手ぶりで力説する。「燃費の悪い車に乗っていて、ガソリン代を節約したいなら、ぜひマツダへ」ガソリン価格の上昇は、ガソリン車重視の戦略に回帰し、電気自動車(EV)の選択肢を縮小してきた米自動車業界を揺るがす恐れがある。これまではメーカー希望小売価格や保険料、メンテナンス費用が大幅に上昇しても、燃料費だけは安価なまま推移していた。
ガソリン急騰、波乱続く自動車業界に打撃
自動車メーカーと消費者には容易な解決策のない頭痛の種に
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