米電気自動車(EV)メーカーのテスラは2日、セダンの「モデルS」、スポーツタイプ多目的車(SUV)「モデルX」、量産コンパクトセダン「モデル3」について、米国内での販売価格を2000ドル(約22万円)引き下げると表明した。EV購入に関する税優遇措置が縮小された分を補う狙いもあるという。同社はまた、昨年10-12月期(第4四半期)の世界全体での納車台数が前年同期に比べ3倍以上に拡大したと明らかにした。10-12月期はモデル3の生産・販売増を追い風に、全モデルの納車台数は9万0700台と、前年同期の2万9870台から増加した。2018年通年の納車台数は24万5240台。17年はモデル3の増産に苦戦し、10万2807台にとどまっていた。
テスラ、米国でEV値下げ 納車目標に届かず株価急落
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