米司法省のロッド・ローゼンスタイン副長官は、トランプ大統領が司法長官に指名したウィリアム・バー氏を議会が承認した場合、数週間で退任する見通しだ。同氏の考えに近い関係者が明らかにした。それによると、元々ローゼンスタイン氏は副長官を2年程度務める予定だった。新長官の就任は良い区切りになり、辞任に追い込まれるわけではないという。連邦検事を長年務めたローゼンスタイン氏はトランプ政権の早い時期に司法省のナンバー2に就いた。司法長官だったジェフ・セッションズ氏がロシアの米大統領選介入疑惑を巡るロバート・モラー特別検察官の調査への関与を控えたことから、ローゼンスタイン氏が調査を監督してきた。そのため頻繁にトランプ氏の憤りの対象になっていた。
ローゼンスタイン米司法副長官、近く退任へ=関係者
有料会員限定
あなたにおすすめ