Cさん(女性/32歳)も、友人女性とマッチングした男性がかぶった1人だ。

「年齢とか出身大学が同じ女友達で趣味も似ていたりすると、マッチング相手も自然と似てくるからかぶることは珍しくないと思います。私にメッセージで『実はバツイチです』と言っていた人が、友人には『バツはない』と言っていたこともありました」

 さらに悪質なのは、既婚者が紛れ込んでいる場合……。

「会ってから同じ業種で働いているとわかった男性。なんとなく変だなと思ったのですが、その人と連絡が取れなくなった後で共通の知り合いがいることがわかって、既婚者だと。会員数が多いといっても、出会う地域のコミュニティが狭かったり、業種が近いとウソはバレますよね……。婚活アプリの話を聞いていると、案外世界は狭いと実感します」

 しかしもちろん、中にはアプリがきっかけで幸せな結婚に至るカップルもいる。

「婚活アプリで出会った3歳年上の彼と2年前に結婚しました。働いている業界が同じで話しやすかったので、出会ってから半年のスピード婚でした。お互い、『この業界だと忙しくて出会いがないよね』ってところから意気投合して、仲良しです。親が古い考え方の人たちなので、婚活アプリで出会ったとは言ってないですが、結婚前も結婚後も何の問題もないので言う必要もないかなあと思っています」(Dさん/女性/29歳)

 相手がアプリで「他の人にも会っているかも」という不安はなかったのだろうか。

「私たちの場合、アプリを使い始めてすぐ出会ったので、そこはあまり不安に思わなかったです。運が良かったのかもしれません」

婚活アプリの
プロフィールはあてにならない?

 男性の利用者はどう感じているのだろう。Eさん(男性/29歳)は、「婚活アプリのプロフィールほど当てにならないものはない」と言う。

「年収を記入する欄がありますが、僕の登録しているアプリは年収の証明が必要なわけではないので、実際の年収を記入している人はどのぐらいいんでしょうね。学歴とか職種とか趣味も、ウソをつこうと思えばつけますよね。女性からしたら騙されたと思うかもしれないけど、女性のプロフィール写真も加工して盛ってるからどっちもどっち」