鎌田和歌
こりゃネトフリでもギリギリだわ…ドラマ『九条の大罪』が描く「底辺のリアル」が視聴者を釘づけにするワケ
Netflixで配信が始まったドラマ『九条の大罪』が好評のようだ。原作の持つ「胸糞の悪さ」をどこまで再現できるかが注目されたが、実写版はそのエグさを保ちつつも、視聴体験に合わせた絶妙な調整がなされていた。また、とりわけ評価が高いのが、柳楽優弥はじめとするキャスティングと役者陣の演技だ。

愛されすぎて無敵…狩野英孝が「二股謝罪会見」をしても「叩かれキャラ」にならなかった奇跡の正体
芸人・狩野英孝のX投稿で起きた「1992年バグ」が、ネット上で大きな話題となった。本来は単なる表示不具合にすぎない出来事だが、「笑いの神に愛されている」といった好意的な反応が相次ぎ、「ネタ」として消費されている。SNS時代には些細な失敗が炎上に発展しやすい一方で、ネット上で些細なエピソードが拡散されて好感度を積み上げていくタレントもいる。狩野が「愛されキャラ」のポジションを確立するに至った経緯は。

「ウォーキングでいいじゃん!」と思っていた40代筆者が人生で初めて「ジム通い」にハマった理由
運動習慣を身につけたいと思いながら、なかなか続かない。そう感じている人は少なくないだろう。筆者もその一人で、かつては「ウォーキングで十分」と考え、ジムに通うことに懐疑的だった。しかし現在は2つのジムを掛け持ちし、運動を習慣化できている。なぜ、あれほど続かなかった運動が続くようになったのか。振り返ってみると、その理由は「やる気」ではなく、環境のつくり方にあった。

旬が過ぎても…MEGUMIや紗栄子が「第二のキャリア」で成功した“本人のブランド”以外の理由
女性タレントのキャリアは短い――そんな言葉は、かつて芸能界では半ば常識のように語られていた。しかし令和の今、その前提は少しずつ崩れ始めているのかもしれない。プロデューサーとして活動するMEGUMIをはじめ、女性タレントたちは新しい「第二のキャリア」を切り開きつつある。

「変態ですねえ~」コワモテ男が植物に話しかける…10分ドラマ『変態植物倶楽部』がクセになるワケ
ショート動画が日常的に流れてくるSNS時代、長尺の映像に集中し続けることは以前より難しくなったと言われる。そんな視聴環境の変化を背景にしてか、数分から数十分の「ショートドラマ」が注目を集めている。昨年12月に放送されたテレビ大阪のドラマ『変態植物倶楽部』もその一つ。コワモテの男が植物を偏愛する奇妙な物語は、放送後もYouTubeやSNSで視聴され、じわじわとファンを増やしている。

Netflix発『超かぐや姫!』“オタク全振り”で劇場ヒット、「君の名は。」と異なる勝ち筋
Netflix発のアニメ『超かぐや姫!』が配信直後からランキング上位となり、劇場公開も好評だ。最大公約数を狙うのではなく、ボカロやVTuber文化に親和性の高い「オタク層」へと明確にターゲットを絞り込んだ戦略が奏功した格好だ。コンテンツ過多の令和において、セグメントを深掘りすることは新たな勝ち筋となるのか。

「何が面白いの…」世界71カ国で1位のNetflix話題作に日本人がピンとこないワケ〈再配信〉
2025年3月にNetflixで配信が始まったクライムドラマ「アドレセンス」が話題を呼んでいる。実に世界71カ国で視聴回数1位となり、イギリスでは首相が製作者と懇談するほど社会的影響力を持った。しかし日本では、この視点にまだピンと来る人の方が少ないのかもしれない。なぜか。

「最低の行為」「貧乏人が喜ぶだけ」…元ミス東大“ファイナルコール騒動”はなぜ炎上したのか?
元ミス東大の女性が「ファイナルコールで乗れました」というコメントを自撮りとともに投稿したところ、大炎上した。配慮不足のところはあったであろうが、そこまで叩かれることだろうかという声も見られる。ネット上の炎上を観察してみると、炎上しやすい場所やワードがある。今回はこれを分析してみたい。

Netflixの大ヒット作品は日本人に刺さらない?世界最多視聴の「王道ラブコメ」がスルーされた納得の理由
Netflix(ネットフリックス)で配信される作品の中には、世界的にヒットしながら、日本ではほとんど話題にならないものがある。2026年1月に世界最多視聴を記録した作品も、その典型例だ。一見すると王道のラブコメだが、物語の底には「安定か挑戦か」「決断を先延ばしにする人生」といったテーマが流れている。しかし、日本では静かにスルーされた。本作が映し出す価値観と、日本の視聴者との距離感を手がかりに、その理由を考えてみたい。

「猛省してほしい」「余韻が台無し」…人気漫画『メダリスト』14巻の「おまけ」に読者が落胆したワケ
人気漫画『メダリスト』の最新刊・電子版が思いがけない理由で批判を呼んだ。理由は、電子書籍の後半部分に“おまけ”がつけられていたこと。読者からは「余韻が台無しになる」といった声が相次いだ。販促の機会を逃したくない出版社と、読書体験を楽しみたい読者の意向がすれ違ってしまった結果と言える。

「ア゛ア゛ッ?」「アアッテオイヨ、オラッ!」ヤンキー恋リア『ラヴ上等』が中高年の心をつかむ理由
Netflixで12月初旬に配信された恋愛リアリティーショー『ラヴ上等』が配信開始早々に人気となり、年末にはシーズン2の制作が発表された。『ラヴ上等』はタイトルからも想像できる通り、「ヤンキー」と呼ばれる男女が出演する。この奇抜なコンセプトの番組だが、なぜかこれまで恋愛リアリティーショーに縁のなかった中高年層まで巻き込み、じわじわと話題になっている。

生活保護を断られ餓死…感情を揺さぶる“デマ動画”が拡散、だまされないための「チェックポイント」とは
年明けに福岡市で母子3人の遺体が見つかった事件をめぐり、ネット上で「生活保護を受給できなかったことによる餓死」というデマが流れた。クレームが相次いだ福岡市は、デマの投稿者を特定するために開示請求を行う予定と報道されている。衝撃的な情報を見てついシェアしたくなってしまうのは仕方ないが、そこで一瞬の疑問を持つことも必要だ。ネット上の不確かな情報を拡散しないために、最低限必要なチェックポイントを改めて考えてみたい。

【紅白歌合戦】そりゃ司会もフリーズするわ…生放送で「気まずい沈黙」が頻発した本当の理由
NHK紅白歌合戦の「演出過多」は今に始まったことではないが、昨年末の紅白は特に、凝った演出が印象に残った。舞台セット転換に時間がかかり、司会が間を持たせるのに苦労したことも、視聴者に「演出」を意識させるきっかけとなったのではないか。とはいえ、資金と人材に恵まれたNHKだからこそ提供できるゴージャスな一夜の夢舞台であることも間違いない。盛りだくさんの演出は、視聴者を喜ばせるのか。それとも疲れさせるのか。

ひょっとして例の事件?ドラマ「スキャンダルイブ」が突く〈芸能界の闇〉にメディア関係者がザワつくワケ
芸能スキャンダルの裏側を大胆に描いた配信ドラマ『スキャンダルイブ』が話題だ。芸能事務所、週刊誌、SNS世論が絡む構造は、近年の性加害問題や炎上事件を思わせる。フィクションでありながら現実と地続きのテーマを扱う本作を通して、いま何が変わりつつあるのかを考えたい。

ミス・フィンランド「つり目ポーズ」で炎上、火に油を注いだ“筋の悪い”擁護とは
ミス・フィンランドが「つり目ポーズ」で炎上し、その称号を剥奪された。国際的に問題となり、同国の首相が謝罪するまでの騒動になっている。こうしたアジア人差別による「炎上」はこれまでもあった。今回はこれまでよりも大きく問題になっている背景と、日本でのこうした議論の際によく言われがちな「悪意がなくてもダメなのか?」について考えたい。

見たいものありすぎ…コンテンツに疲れた現代人を救う「5つの対処法」【中年ライターが実践】
ドラマ、映画、動画、ポッドキャスト。配信サービスとSNSの普及で、私たちはかつてないほど多くのコンテンツに囲まれている。選択肢が増えた一方で、「追いつけない」「消費しきれない」と疲れを感じる人も少なくない。なぜ現代人はコンテンツに疲れてしまうのか。その構造を整理しつつ、過多な情報と程よく付き合うための実践的な工夫を考える。

「買う側」も処罰される?高市内閣「売春規制」を待ち受けるいばらの道
高市内閣が「買春規制」に乗り出したことが一部で話題を呼んでいる。タイ国籍の少女が日本で人身取引被害に遭った事件の影響もあり、世論も「買う側」の規制を求める声が多いように見える。高い支持率に後押しされ、この方針も一足飛びに法制化が進むのか。議論を整理する。

もしかして自分も…SNSで嫌われる「フルネームおじさん」、無自覚で送っている“クソリプ”の特徴とは?
Threadsでしばしば「フルネームおじさん」という言葉を見かける。これは、クソリプを送ってくるユーザーが、フルネームを名乗る男性であることが多いという観察から生まれたワードである。実際に、良くない絡み方をする「フルネームおじさん」はしばしば見かけるが、彼らがなぜ嫌われるのか、そしてなぜフルネームなのかを考察してみたい。

『国宝』『鬼滅』だけじゃない!今年の邦画ホラーで“絶対観るべき”3作品とは
2025年は『国宝』や『鬼滅』が歴史的ヒットを記録し、日本映画界が大きく盛り上がった年だった。一方で静かに存在感を放っていたのが邦画ホラーだ。B級扱いされがちなジャンルだが、実力派キャストの怪演や独自の発想が際立つ良作が多い。今年公開の邦画ホラーから、特に「観る価値あり」の3本を紹介する。

松本人志が「勝ったりましたわ!」と勝利宣言…DOWNTOWN+の50万人突破で「嫌なら見るな」の声も
約2年ぶりに公の場に姿を見せた松本人志。地上波ではなく、有料配信チャンネル「DOWNTOWN+」を舞台に選んだ復帰劇は、かつての「謝罪会見→地上波復帰」という定型から大きく外れている。ネット時代のいま、芸能人が再び立ち上がるルートは変わりつつある。松本人志の選択は、その転換点を象徴している。
