市民がまちづくりに参加する機会や方法の多様化

 市民がまちづくりに参加する方法もどんどん多様化しています。

 従来からある自治会活動やPTAなど地域別の活動に加え、子育て・福祉・教育・環境・生涯学習、産業振興などあらゆる分野ごとに、イベントやセミナーなどが一気に増えてきました。

 また、個々の分野における活動にとどまらず、行政を補完してまちづくり人材をつなげたり、イベントに参加した人を企画者・実行側につなぎこむような「ハブ」「人材発掘・育成」機能を果たす団体・個人も出てきました。市内のまちづくりの取り組みを内外に発信する「広報」活動を展開する市民もいます。

 さらには、活動ではなく、寄付などの形で市や市民の取り組みを応援する人や、それを活用して活動を一歩先に進める団体も増えています。

 生駒市では、地域別の活動に分野別の活動をつなぎこんだり、活動や寄付以外に市民がまちづくりに貢献できる方法(データの提供など)の検討を進めています。

市民に汗をかいてもらうためには行政の「覚悟」が不可欠

 このような「市民に汗をかいてもらう」まちづくりを行政が口にするには、ある種の「覚悟」が必要です。市民に負担を求める以上は、行政でしかできない仕事は他の自治体に負けないスピード感と高い質で実施することが必要だからです。そうしないと、市民に「税金払っているのにどうして市民が汗をかかないといけないのか」という不満が募ります。行政が市政に真摯に取り組み、その頑張りを市民にしっかり発信・周知することにより、「自分たちでできることは自分たちでやろう」と言う気持ちを市民に持っていただく努力も必要です。