「ベイビーシャーク、ドゥ・ドゥ・ドゥ・ドゥ・ドゥ・ドゥ♪」。投資家も一緒に歌えば利益を手にすることができるかもしれない。誰もが歌い終わる前に止めればの話だが。乳幼児を持つ親なら、この2分間の子供向け動画「ベイビーシャーク」をもう飽きるほど聞いているに違いない。いったん耳にしたら離れないこのメロディーは世界を席巻。2016年に動画共有サイト、ユーチューブに登場して以来、視聴回数は22億回に達し、米国の人気音楽チャート「ビルボード・ホット100」に2週連続でランクインするほどの勢いだ。耳にこびりついて離れないこの曲――シンプルな歌詞で「ドゥ」は162回もの繰り返し――を親たちが頭から消去しようと努力する一方で、これを投資機会と考える向きもいる。この動画の制作会社の株式25%を保有する韓国の出版社、サムスン・パブリッシング株価は、ソウル株式市場で過去3週間におよそ2倍に急騰した。サムスン・パブリッシングは、大手スマートフォンメーカーのサムスン電子とは全く関係がない。
「ベイビーシャーク」人気、投資家もあやかる?
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