【北京】中国国家統計局が21日発表した同国の2018年の国内総生産(GDP)成長率は6.6%となり、中国政府の目標に沿う数字となった。ただ成長率は1990年以来の低水準となった。  18年10-12月期のGDPは前年同期比6.4%増となり、7-9月期の同6.5%増から伸び率が小幅減速した。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)がエコノミスト13人を対象に行った調査の予想中央値と同じだった。  国家統計局は先週、2017年の国内総生産(GDP)成長率を速報値の6.9%から6.8%に下方修正した。