金融Photo:Reuters

ラウンドテーブル 個別銘柄/投資対象

 今週は、ラウンドテーブルの第2回として、各人の推奨銘柄・投資対象を紹介する(本文中の株価等は、ラウンドテーブル開催前の1月4日時点のもの)。

ジェフリー・ガンドラック氏(ダブルライン・キャピタルのCEO兼CIO)

 米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げを予定している一方、他の中央銀行が金利を据え置いているため、ドル高を予想する向きが多い。しかしそれは、中央銀行の短期的な行動とドルの動きの間に相関関係がないことを見落としている。実際には、18カ月先のFRBの行動に対する市場の考えとドルの変動との間に相関関係がある。年末に向けた金利予想の変化は、ドル安の動きと相関したものになるだろう。

 2019年に、FRBは2回の利上げを想定しているが、市場は実質的に利上げを予想していない。ドルに対する強気のポジションも大量に積み上がっており、ドル安に転じた2016年終盤と同水準になっている。また、財政赤字と貿易赤字もドル安との相関性が高い。

 iシェアーズMSCIエマージング・マーケッツETF(EEM):ドル安は新興国株式のアウトパフォームとの相関性も高い。リスク資産の見通しに対してラウンドテーブルの一部参加者と同様に後ろ向きであれば、同上場投資信託(ETF)を単にロングするだけでなく、SPDR S&P 500(SPY)によるS&P500指数のショートでヘッジするべきだ。新興国市場は、第4四半期の混乱でS&P500指数をアウトパフォームし始めている。新興国株式は、もはやバリュートラップではない。