連載の第3回目は、株式会社スタートトゥデイさんの「柱」と「行動」にフォーカスを当てます。ブレない経営スタイルを支える2本の「柱」とは何か? その2本の柱が土台となって生み出された新しいサービス、顧客に自然に応援してもらえるとは、どういうことなのか? 同社とお客様の関係などについてお伝えします。
仕事をするというよりも、
仲間とキャンプに行く感覚
「急成長の要因は?」という質問に対して「特別なことは一切何も行っていない」とはっきり言い切る前澤社長。仕事をしているというよりも「仲間とキャンプに行くような感覚」。焚き火担当者がいて、野菜を採りに行く人がいて、魚を釣る人がいる。やがて、それぞれのグループやミッションが生まれ、パーティーがはじまり利益が出る。組織が自然に生まれ、業績が後からついてくる。そう自らの会社を語ってくれました。
では、同社の活動の軸となっている、「柱」とは一体どのようなものなのでしょうか?
【柱】世界を平和に。そのために、
いい人をいっぱいつくりだす組織に
株式会社スタートトゥデイのホームページ |
同社には、企業理念と経営理念の2本の「柱」が存在します。企業理念とは、企業が存在する意味、企業がやっていきたいこと。そして経営理念は、企業理念を実現するための手法。このように位置付けられています。同社が掲げる企業理念と経営理念は次のとおりです。
企業理念 「世界中をカッコよく、世界中に笑顔を。」
経営理念 「いい人をつくる」
この2本の柱が、まったくブレない経営スタイルにつながっているのです。