• 世界の配当成長は減速  ロンドンに拠点を構える金融データ分析会社のIHSマークイットによると、世界の配当の伸びは減速している。同社は、2019年の配当を1兆8000億ドルと、昨年の1兆7000億ドルから6%増加すると予想している。2018年における配当成長率は前年比14.3%だったが、2017年と2016年はそれぞれ9.4%、3.3%となった。直近の見通しは、貿易および地政学的な緊張による市場の不透明感の拡大を反映しており、購買担当者指数(PMI)により示される景況感は4年ぶりの低水準にある。