【ワイオミング(米ミシガン州)】障害を抱えた他の多くの成人と同様に、高機能自閉症のネーサン・モートさん(37)は職を探したり職を維持したりするのに苦労していた。環境保護団体でボランティアをしようとして断られたこともある。結局、両親と同居し、政府の補助金に依存するしかなかった。  運命が変わったのは数年前のこと。地元の食品流通会社ゴードン・フード・サービスが、エントリーレベルの労働者が不足したため成人の障害者のインターンシッププログラムを設けた。モートさんは同社でトラックやその他設備の保証請求の記録を付ける常勤の仕事を得た。