ベネズエラの暫定大統領への就任を宣言した野党指導者フアン・グアイド国会議長は28日、ニコラス・マドゥロ大統領は国内外の圧力によって退陣させられるとの見通しを示した。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とのインタビューで「これは世界でも前例がない」とし、「政権交代は平和的に憲法にのっとって行われると思う」と述べた。。同政府の米国内の石油資産を凍結したほか、ベネズエラ国営石油会社(PDVSA)に制裁を科し、米企業がPDVSAと取引できないようにした。グアイド氏は、米国の措置のおかげで暫定政権は少なくとも5億ドルのベネズエラ資産に直ちにアクセスできるようになると述べた。また、ベネズエラの国営企業に対する制裁に他の国も加わることで、この金額は増えるとみていると語った。
ベネズエラ国会議長、「合憲的な」政権交代を予想
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