ドナルド・トランプ米大統領が3日未明にベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領を拘束したことは、騒乱を広範囲にまき散らした独裁者に対する半球規模の清浄化行為だ。トランプ氏が認めようが認めまいが、同氏は今や体制転換に手を付けており、それを成功させる必要がある。今回の衝撃的な夜襲は、トランプ氏がカリブ海に海軍艦隊を派遣したことで数カ月間にわたり高まっていた対立が、最高潮に達した結果だ。マドゥロ氏が平和的な退陣という米国の提案を拒否したことを受け、トランプ氏は脅しを実行に移し、この独裁者を追放した。対決を選んだからには、行動するか、世界の信頼を失うかしかなかった。米国人の犠牲者を出さずにこれを成し遂げたことは、注目に値する。