パソコンを持って集まる若者Photo:iStock/gettyimages

――筆者のクリストファー・ミムズはWSJハイテク担当コラムニスト

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 多元主義者、ポストミレニアル世代、i世代。さまざまな名前で呼ばれているが、本人たちは「Z世代」を名乗るのではないだろうか。そしてすぐさま、世代とは恣意的なもので、技術が急速に進歩する今の時代、世代に何かしらの意味を持たせようとするなら、さらに細かく分類するべきだと言い張るに違いない。

 ピュー・リサーチ・センターによると、一般的に「1996年前後以降に生まれた人」を指すZ世代はこれまで米国に登場した世代の中で人種的に極めて多様な世代だ。この世代はこれまでで最も進歩的な世代とも言われるが、政治的にはどう見ても一枚岩ではない。一言では説明しがたい世代。それがZ世代だ。

 Z世代にも共通点はある。10代前半のころからソーシャルメディアと携帯型端末を通じて世界を捉えていることだ。上の世代はそれらを道具だと思うかもしれないが、Z世代にとっては水であり、彼らはその中で泳いでいる。

 テクノロジーに詳しいZ世代の人々や研究者に話を聞き、出始めたばかりの関連論文などを参考に、この世代は少し上の世代とどう違うのかを探った。