米マイクロソフトが30日公表した2018年10-12月期(第2四半期)決算は、クラウドコンピューティング事業の売上高が再び急増した。ただ、他の複数の製品については、伸びが鈍化した。純損益は84億2000万ドルの黒字(1株1.08ドル)。連邦税制改正に伴う費用計上により、63億ドル(1株0.82ドル)の赤字となった前年同期から黒字転換した。売上高は12%増の324億7000万ドル。ファクトセットがまとめた市場予想の325億4000万ドルには届かなかった。サーバー製品やクラウドサービスなどを含む「インテリジェント・クラウド」事業の売上高は20%増の93億8000万ドル。クラウドサービス事業「アジュール」は76%急増し、前四半期と同じ伸びを維持した。