【ドバイ】米ライドシェア最大手ウーバーテクノロジーズがサウジアラビアやエジプト、アラブ首長国連邦(UAE)など、中東での事業拡大に意欲を燃やしている。  中国やロシア、東南アジアなど海外市場の一部では、競合勢に太刀打ちできず撤退を余儀なくされた同社だが、若者人口が爆発的に伸びている中東は成長市場と位置づけ、拡大路線を進めている。  また関係筋によると、中東における最大のライバルであるカリームとは、断続的に買収交渉が進められている。  ヨルダンやカタールといった中東諸国が、ウーバーの売上高拡大に大きく貢献する訳ではない。