大手広告会社に勤務した後、子育て期間を経てイメージコンサルタントへと転身した一力万希子さん(38歳)。どこにいてもパッと目をひく華やかさがありながら、思わず「トーク番組に出てほしい!」と思ってしまうような面白さもあり、一度会うとすっかりファンになってしまいます。
イメージコンサルタントという仕事柄、自身のビジュアルが仕事に与える影響は他の仕事よりも大きいはず。その分、食や美容に関してはかなりいろいろな工夫をしているのでは、と思っていましたが、「どのように食べるか」は「どのように自分を大切にするのか」につながっていくのだという、もっと本質的なことを考えさせられたインタビューとなりました。
1日1食から3食に
必要以上の食事で6kgも増加
ミスコン会場で特技のコーラの一気飲みをして場を盛り上げ、ミス明治学院大学に選ばれた後も「ミスになったのはケアレスミスだといじられた」と笑う一力さんは、今でもミスコンに出られるのでは…と思わせる美しさ。でも、「見た目に気を使うのはコミュニケーションにおけるマナーの1つ」としながら、年齢より若く見えること、必要以上によく見せることには興味がないと言います。
「20代の頃のデニムが変わらずにはけることよりも、今の自分に似合うデニムをはいている方がすてき。実際、20代の時の洋服が着られる人よりも、今の自分がどうしたらよく見えるかを知っている人の方が若く見えます。実年齢より若く見えることよりも、今の年なりに、バイタリティーがあって、良いコンディションでいる努力をしていることがすてきだなって思うのです」
今はそんなふうに肩の力が抜けている一力さんにも、これまでに2度、“ビジュアルの変化”によって食との付き合い方を変えたことがありました。