【モスクワ】ロシア国営テレビは24日、ロシア政府は米国防総省や米大統領山荘キャンプデービッドに攻撃を加え、報復できるなどと戦力を誇示し、米ロが核の応酬を繰り広げる可能性について言及した。  ロシア24の有力キャスターであるディミトリ・キセリョフ氏はニュースまとめ番組で、米国やその同盟国がロシア領土に向けてミサイルを発射した場合、標的とする場所も含め、どのような報復が可能かを詳細に解説。ロシアが開発中の核搭載可能な潜水艦発射型ミサイル「ツィクロン(Tsirkon)」は5分足らずで米国に到達できるなどと述べた。