米ニューヨーク州当局はフェイスブックが人気の外部アプリから個人情報を収集していた手法を巡り、調査を本格化させている。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は今月、一部アプリからユーザーの体重や月経周期などの情報がフェイスブックに送られていると報じていた。ニューヨーク州金融サービス局は2月27日、WSJの報道で触れられた少なくとも11のアプリのデベロッパーとフェイスブックに対し、情報や資料の提出を求める一連の書簡を送付した。調査を知る関係者が明らかにした。関係者によると、マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)に宛てられた書簡の1つは、フェイスブックが提供したソフトウエアを通して過去3年にアプリユーザーに関する情報を同社に送った全ての企業について、情報提出を要請している。共有された情報の種類や、フェイスブックに情報を共有された全てのニューヨーク市民のリストの提出も求めている。
フェイスブック外部アプリ情報収集問題、NY州が調査
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