フェイスブックは他の大半のソーシャルメディア(SNS)と同じく無料だ。それでもプライバシーに対する代償が高すぎるとの考えがユーザーの間で強まっている。フェイスブックは6日、中核事業でする計画を明らかにした。公共性のあるプラットフォームとして大胆な方針転換だ。同社はこれまでターゲット広告の利用を通じてユーザーが投稿していない多くの情報までも外部と共有してきた。マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は、全ての主要サービスで暗号化メッセージを導入することやプライベートな会話が長時間残らないようにする方針を示した。そうした短時間で消えるメッセージは、スナップチャットなど競合するSNSの主要機能の1つだ。